令和6年能登半島地震 被災について

ご心配をおかけしております方々へ、近況を取りまとめましたのでご報告をさせて頂きます。

2024年1月16時10分に巨大な震度7の地震が能登半島を襲いました。当時私と妻は台所にいました。住んでいる家は北陸の大きな古民家(建坪350㎡)で柱は30cm四角、巨大な松の梁や鴨居がある頑丈な家です。
ドドド×ゴーという音とともに身体が跳ねるようで立っていられません。妻を引っ張りながら、やや安全と言われる敷居部分で踏ん張っていました。揺れは納まるどころか強くなり、やがてドドド×ゴー×バリバリという音に。家が崩壊し始めたなと思いました。すると天井が大きく裂けて空が見えました。恐怖の揺れは約1分ほど続きました。着の身着のまま家をはい出ると金沢から来た観光客が「津波が来ますよ」とそのまま車に乗せてもらい高い場所で一夜を明かしました。奇跡的にも私も妻も無傷でした。